d カード プリペイドの使い方まとめ

NTTドコモからプリペイド式「dカード プリペイド」登場

au やソフトバンクが発行されていたプリペイド式カード。
その人気に遅れをとるまいと、NTTドコモからもプリペイド式のカード「dカード プリペイド」が登場しました。

 

dカードプリペイドとは。

dカード プリペイドは、「iD」の加盟店や、マスターカードの加盟店で利用できるプリペイド式カード。
dポイントカードの機能もあり、dポイント加盟店で提示すれば、加盟店に応じた条件でdポイントが貯まります。
また、これとは別に決済金額200円に対して1ポイントが貯まるようになっていて、dポイント加盟店で利用すれば、カードの提示と決済でポイントの二重取りが可能です。

dカードプリペイドの申し込み方法

まず、申し込みできるのは、ドコモ回線契約を持っている中学生以上となっています。
もう一つの条件であるdアカウントをお持ちの方、というのは誰でも可能ですのでクリアできると思いますが、携帯はドコモという方に限られるようです。

申し込みは専用ウェブサイトで、dアカウントでログインしたのち、必要情報を入力します。
ドコモの回線契約があることが条件になっていますが、審査なしで受付けられ、1週間程度で郵送されるようです。

dカードプリペイドへのチャージ 

チャージ方法は2つ用意されています。
まず、ドコモのマイページでチャージする方法。
電話料金合算払い、dカード払い、dポイント利用の3つから選んで、1回につき500円から1円単位で5万円までチャージできます。

もう一つは、ローソンでチャージすることができます。
レジでチャージしたい金額を伝え、現金を渡します。
1,000円から4万9千円まで、1円単位でチャージすることができます。
ただし、ローソンチャージはキャンペーン中(2017年9月まで)で手数料無料ですが、キャンペーンが終了すると200円の手数料がかかるので、注意が必要です。
ドコモのマイページでチャージするのが現実的ですね。

dカード プリペイドの使い方

カードを使う場合は、通常のクレジットカードと同様に使えます。
通常のカードと違うのは、チャージしている金額以上の決済ができないことで、また1回払いに限られます。

ネットで使う場合は、ちょっと注意が必要です。
名義入力欄で自分の名前ではなく、「PREPAID MEMBER」と入力する必要があります。
姓と名を別々に入力する必要がある場合には、PREPAID とMEMBER に分けて入力すれば良いようです。

プリペイド式カードに共通する部分が多いのですが、以下の場合、使えません。

  • 月額・継続利用料金
  • ガソリンスタンド
  • 高速道路通行料金(有人レーン)
  • 各種プリペイド、電子マネーへの入金
  • その他

コンビニなど、日常の買い物に使うのがよさそうですね。

dカードプリペイドでポイントを貯める

dカードプリペイドは、カード提示と決済で二重にポイントが貯められます。
従って、ポイント払いをするのではなく、ポイントをチャージしてから利用した方が、若干お得になりますね。
ただし、dカードプリペイドではなく、同じドコモのdカードやdカード GOLD を利用すれば、還元率はいずれもdカードプリペイドを上回ります。

チャージについても、dカードでのチャージは、ポイント付与対象外。
また電話料金合算払いを利用しても、クレジットカードがdカードまたはdカードGOLD以外だと、チャージができない仕組みになっているようです。
au WALLET カードでは、チャージできるクレジットカードの選択肢は多く、またチャージ時にそれぞれのレートでポイントが付与されるカードもあります。

dカードプリペイドの評価

dカード プリペイド まとめ

au WALLETカード、ソフトバンクカードに続く後発組だっただけに期待されましたが、今一つ魅力的なカードとなってはいないようです。
今のところ最大限のメリットを享受できるであろうローソンでも、dカード、dカードGOLDを使った方が、還元率では上。
マスターカード加盟店で使用するには、同じプリペイドカードの au WALLETカードや、ソフトバンクカードの方が、チャージ時にポイントが付与されるため、見劣りするのは否めません。
他社が発行してうまく行っているので、遅れをとるまいとしたけど、やや中途半端。ドコモらしいと言えばドコモらしいかもしれませんね。