エクストリームカードの特徴、使い方などまとめ

年30万以上の利用で翌年会費無料!高還元率を誇るエクストリームカード

エクストリームカードとは?

エクストリームカードは、ジャックスが発行しているクレジットカードです。
カードブランドはVISA、付帯カードとしては、家族カード、ETCカードが発行可能です。

年会費は税込み3,240円ですが、初年度無料。
カードでの決済利用額が年間30万円以上で、次年度年会費無料となります。
家族カードも無料ということですが、ETCカードについてはもともとジャックスの発行するクレジットカードで追加発行した場合は無料ですので、付帯カードすべて無料になります。

年間30万円と言えば、月額平均で2万5千円。
電気、携帯電話料金、プロバイダ費程度で、クリアできそうですね。
というわけで、実質無料といっていいでしょう。

エクストリームカードのポイントは?

エクストリームカードは、毎月の利用合計金額1,000円に対して「Extream Card ポイント」10ポイント付与されます。
ポイントは有効期間が設定されていて、2年間となっています。
毎年30万円以上利用することを前提とすれば、1年に3,000ポイント貯まることになります。
これをポイント移行、あるいは利用することで、有効期限切れとなることはないと思います。

エクストリームカードポイントの利用法

エクストリームカードポイントは、Jデポに引き換えることができます。
Jデポは、カードご利用代金の口座引き落とし時に適用される値引き枠で、引落し金額からの実質値引きとして理解すればいいでしょう。
この場合の還元率は1.25%。
これだけでも、なかなかおトクなクレジットカードと言えるのではないでしょうか?

さらにエクストリームポイントは、Gポイントへ交換できます。
2,000ポイント以上、2,000ポイント単位で引き換えることができますが、Gポイントは、2,000ポイントが3,000ポイントで引き換えることができます。
還元率に換算するとなんと1.5%になります。
Gポイントは、ポイント交換サイトとして、数多くのポイントや電子マネー、ギフトカードに交換できますが、交換先毎に手数料が設定されています。
ですので、例えばTポイントへ交換しようとすると、6%の手数料がかかり、2,000ポイント→3,000 Gポイント → 2,820ポイントとなり、還元率は1.4%に下がります。
それでも高還元ですね。
Gポイントは、交換先によっては手数料がかからないものがあり、上手に選べば還元率1.5%を享受できると言えるでしょう。
Gポイントへ交換してからの期限は1年なので、さっさと目的のものに交換すると良いでしょう。

電子マネーへのチャージは?

エクストリームカードで電子マネーをチャージする時に、ポイントはつくのでしょうか?
nanaco、楽天Edyへはクレジットチャージ可能ですが、ポイントはつきません。
モバイルSuica へのチャージでポイントはつきますが、モバイルSuica は年会費が必要なため、モバイルSuicaの年会費が無料になるカードでチャージした方がいいと思われます。

というわけで、電子マネーへのチャージで還元率が威力を発揮する、という訳にはいかないようです。

エクストリームカードのその他特徴

エクストリームカードはショッピングカードとは違って、付帯保険が充実しています。
海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険がついていて、国内ではカード利用が前提となりますが、あるにこしたことはありませんよね。
また、盗難保険や不正利用に対する保険もついていて、安心がついてくるカードと言えそうです。

エクストリームカードまとめ

エクストリームカードで年間30万円以上の利用が見込めれば、実質無料で最高還元のクレジットカードと言えるでしょう。
特にTポイントは実質1.4%還元で、Tポイントを貯める最高のカードと言っていいかもしれません。
ただし、Yahoo! のサービスを利用する場合、ポイント倍付けキャンペーンなどの恩恵を受けられません。
また、電子マネーのチャージ時にポイントが得られず、使い分けが必要になってくると思われます。

使い方としては、生活固定費(電気、ガス、携帯、プロバイダーその他)は、エクストリームカードで支払い、Yahoo! ショッピングや楽天市場などは、やはりそれぞれYahoo!Japanカード、楽天カード、そして電子マネーのチャージは、リクルートカードなどを利用するという使い分けがベストです。
エクストリームカードは、生活固定費用という割り切りがあれば、おススメできるカードです。

ただし、ジャックスカードは、これまで高還元だったカードの改悪が相次ぎました。
ずっとこの高還元が続くとはちょっと思えないため、またほかのカードに乗り換えるフットワークの軽さも必要になってくるかもしれません。