楽天経済圏に異変 ポイント付与ルール改悪。

楽天スーパーポイントのポイント付与ルール改悪発表

3/1付で楽天は、6月利用明細分からの公共料金支払いについて、獲得ポイントが変更となるとの発表を行いました。

対象となるのは、

<変更の対象となるご利用分>
・公共料金(電気、ガス、水道)
・税金(国税、都道府県税など)
・国民年金保険料
・Yahoo!公金支払い

となっていて、変更後は、「500円利用につき1ポイント」となるようです。

還元率は、0.2%となる訳で、クレジットカード払いの中で公共料金の占める割合は決して低くないため、今後どうするか考える必要がありそうです。

公共料金の支払い、どうしよう!?

ちなみにわが家の改悪対象となる公共料金に該当する支払いは、

1.電気料金…平均約15,000円

2.ガス料金…平均約6,000円

3.自動車税…2台で約93,000円

国税、市税などはカード払い未対応ですので影響はありませんが、今後対応することも考えられるため、楽天カードで還元0.2%ということは、頭に入れておいていた方が良さそうです。

さて、これらの支払いを年額に換算すると、約345,000円となります。

還元率1%で3,450ポイント、還元率0.2%で690ポイント。

その差は、2,760ポイント。

1年間で2,760円相当をどうみるかは意見が分かれるところですが、つい先日、楽天ゴールドカードで、SPU絡みの改悪があったばかりですので、今後も繰り返される可能性もあるとみて、対策を考えた方が良さそうな気がします。

どのカードに乗り換えるか?

さて、公共料金の還元率改悪があるとは言え、楽天経済圏に取り憑かれているわが家としては、悩むところです。

というのも、可能なポイントは、楽天証券で投資信託を購入しているからです。

楽天証券に使えるポイントは、他ポイントから移行したポイントは使うことができませんので、他のカードでポイントを貯めて、楽天スーパーポイントへ集めても意味がないことになります。

貯まったポイントはなかったものとして、投資信託へ投資を行っていて、これを継続しようとすると、ポイント投資対応証券会社の変更も考えないといけません。

楽天スーパーポイント以外の共通ポイントで貯めるとすれば、Tポイント、Pontaポイント、dポイントのうち、どれかになりますよね。

実はこれ、ほぼ携帯キャリアと紐付いていて、必然的に契約しているキャリアに紐付いたポイントが最も効率的となります。

わが家はau ユーザーですので、必然的にPontaポイント。

同様に、ソフトバンクユーザーならTポイント、ドコモユーザーならdポイントがおすすめになるでしょう。

ポイント投資については、au はau カブコム証券、Tポイントは、SBIネオモバイル証券、dポイントはSMBC日興証券でそれぞれ可能。

ただ、共通ポイントの中で、ショッピングポイントが貯まりやすいのは、やはり楽天スーパーポイントとTポイント。

このあたりは、各自でどのポイントが優位なのか、検証が必要になると思われます。

まとめ。

わが家は、公共料金の支払いについては、楽天カードからau payカードへ変更する予定です。

Ponta ポイントでポイント投資を行うかどうかについては検討中で、ショッピングサイトとして au pay モールがどの程度、使えるかにもかかってきそうですね。

ポイント・クレジットカード・電子マネー・コード決済を攻略せよ

ポイント・クレジットカード・電子マネー・コード決済を徹底攻略

楽しいポイントライフを!

クレジットカードは百花繚乱、電子マネーはそぞろ歩き、ポイントの種類に至っては。。。

さらには、スマホ決済、コード決済なるものも登場していて、決済に関わるサービスは、ますます面白い状況になってきました。

ポイントシステムは顧客囲い込みというような、元来マーケティング手法として発達してきましたが、近年はデジタルマーケティングにもそのデータが使われるようになり、ポイントという電子データも、その立ち位置が変化し続けています。

生活とお金の支払いというのは、切っても切り離せないものであり、そのつながりの橋渡しに決済サービスやポイントサービスが定住しつつあると言って良いでしょう。

以前は、ポイントは貯まったものの、商品やサービスの支払いに充当するなどの方法しか、使いみちがなかったポイントが多かったと思います。

ところは今では、貯まったポイントで投資信託を購入することもできるようになるなど、フィンテックは進んできました。

もう面倒だからという理由で、ポイントから疎遠ではいられません。

当サイトでは、せっかくのポイントサービスを、日々の暮らしで楽しみながら貯めて行き、そして現金に換えたりショッピングを楽しんだり、旅行に使ったりと、有効に活用していく「ポイント生活」の手助けをするのが目的です。

基本は支払いに対して得られるポイントを最大化することです。

お金の流れと、ポイントのつき方を意識した購買活動を心がけて、さらには新たな決済サービスにも目を向け、これらを上手に使って、普段の生活の中でおトクなサービスを利用することによって、楽しく、ザクザクポイントを貯めていきましょう!

3大共通ポイントを徹底活用!

3大共通ポイントとは?

日本の代表的なポイントとして思い浮かぶのが、共通ポイントの「Tポイント」、「Pontaポイント」ではないでしょうか。 これに、ネットで多大な勢力を持つ「楽天スーパーポイント」を加えた3つのポイントを3大共通ポイントということにしています。
また、2015年12月にスタートしたNTTドコモの「dポイント」も、共通ポイントとして展開を図ろうとしています。
店舗や、ネットストアなど独自で行なっているポイントシステムは数多く存在しますが、それぞれに貯めていくとポイントが分散し、管理も難しくなり、結局貯まったのかどうかさえ怪しくなることも少なくありません。
また、身の回りのものから趣味などに至るまで、現状のリアル店舗利用からネット利用へと、どんどんシフトしていくと思われます。
そんなことを考えれば、ポイント3強+1を軸にした、ポイント戦略が欠かせないと言えるでしょう。

Tポイントの特徴

もともとTSUTAYAで展開していたTポイントが勢力を広げ、いわば「共通ポイント」の草分け的存在です。
同業種につき1社提携し、マーケティングデータを提供していると考えられていました。
ところが、当局へ許諾なくデータを提出していたことが発覚し、現在ではその勢いが弱まっているように見えます。
Yahoo!ショッピングやヤフオクでの期間限定ポイントがPayPayで付与されることにもなり、少しずつTポイント経済圏が狭くなっていくのでしょうか?
とは言え、日本国内最大級の会員数を誇るTポイント。
ポイントの貯めやすさ、集約のしやすさ、使いやすさはまだまだ抜群です。

・Tポイントの評価

Pontaポイントの特徴

三菱商事とローソンが主な出資者となっているロイヤリティマーケティング株式会社が展開する共通ポイントサービスです。
もとはローソンポイントで、ローソンとその関連店舗でのみの展開でしたが、ローソンが三菱商事の傘下に入るとともに、Pontaポイントとして生まれ変わり、Tポイントと同様に共通ポイントとしてその勢力を広げています。
ローソンにはNTTドコモも出資しているとあって、今ではローソンでdポイントも貯まるようになっていますが、dポイントとも等価交換できるようになっていて、使いやすさが向上しています。
有力なショッピングモールとのつながりが薄いため、ショッピングにポイントを使いにくいという面はありますが、ポイント還元率が高いリクルートカード、ローソンの組み合わせはポイントが貯まりやすいサービスと言えるでしょう。

・Pontaポイントの評価

楽天スーパーポイントの特徴

ネットのショッピングモールではAmazonと並ぶ楽天市場を背景に、クレジットカードの楽天カード、銀行・証券、さらにはモバイルと、私たちの生活圏すべてをカバーしようかという勢いの中で、どのサービスを利用しても楽天ポイントが貯まる仕組みは強さを増していると言えるでしょう。
貯まったポイントは楽天証券で投資もできるとあって、実質現金化も可能。
貯まりやすさ、使い勝手の良さは折り紙付きです。
唯一、他の共通ポイントに遅れをとっているのがリアル店舗との提携ですが、こちらも大丸やポプラ、Joshinなど、少しずつ経済圏を広げています。

・楽天スーパーポイントの評価

Ponta ポイントの現金化

au との提携によりほぼ現金化が可能に

最も難関だったPontaポイントの現金化。

現金化どころか電子マネーにも替えられず、モノやサービスの購入にしかあてられませんでした。

リクルートポイントとの提携が始まり、Pontaポイントとリクルートポイントが交換できるようになったため、ポンパレモールで買い物はできるようになるなど、少しづつ使いみちの幅が広がってきました。

その上、au WALLET ポイントと統合されたことによって、au payカードの支払いにPontaポイントが充当できるようになりました。

これで、au pay クレジットカードが使えるところであれば、ほぼ何にでも使えるようになったと言えるでしょう。

さらに、ポイント運用やauカブコム証券ではPontaポイントで取引も可能となり、これによって現金化もできるようになりました。

Ponta ポイントは、着実に弱点をなくし、その経済圏を広げていると言えるでしょう。

【Ponta ポイントの活用法まとめ】
・au pay クレジットカードの支払い充当

・auカブコム証券で資産運用

【結論】
なんのための現金化によって、支払い充当や資産運用を選ぶと良いのではないかと思います。

楽天Edyへの交換

楽天グループとなり、楽天Edyとなって楽天スーパーポイントから手数料なしで交換可能です。
自ずと、ポイントの集約先が楽天スーパーポイントになったり、カードが楽天カードを選択することになります。

【おすすめポイントサイト】
もらえるモール(交換手数料なしで、楽天スーパーポイント→楽天Edyへ)
ハピタス(交換手数料なしで、楽天スーパーポイント→楽天Edyへ)

【おすすめクレジットカード】
楽天カード
 楽天グループであることもあり、カードもからめたキャンペーンも積極的。期限付きポイントは楽天Edyに移行できないが、トータルの還元率を上げることができる。
リクルートカード
 電子マネーチャージに最強の1枚として必携。貯まるポイントがリクルートポイント(=Pontaポイント)であるため、使いみちは確保しておく必要はある。

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