豊富な交換先をもつGポイント
◆Gポイントとは
ジー・プラン株式会社が運営するポイントサイト。
ポイントサイトというよりは、ポイント交換サイトとしての性格が強いポイントサイトです。
1ポイント=1円で、他のポイントサイト同様、ショッピングや申し込み等でポイントを貯めることができます。
それよりも、いわゆるポイント交換ASPとし機能しており、ポイントを貯めるのと、ポイントを集約するのに役立つサイトと言えます。
特に地方銀行発行のクレジットカード系のポイントを集約できるのが強み。
これから先も地域系のポイント交換が増える可能性があります。
◆Gポイントの貯め方
Gポイントでは、通常のポイントサイトと同様に、ショッピングや申し込み等でポイントが付与されます。
ただし、一般的な高還元ポイントサイトと比べると還元率で見劣りし、例えば通常1%の還元率がある楽天市場でも、0.5%にとどまります。
アンケートやゲームなどでも広告バナーを露出する工夫をして、ポイントが貯まるようにはなっていますが、誤爆狙いのアンケートなど、時間もかかる割に付与されるポイント数も少なく、あまり条件が良いとは言えないでしょう。
総じて、Gポイントのサイトの中で貯めるのは、暇と手間がかかります。
◆Gポイントへの交換
Gポイントへは、ジャックス系のカードや信金、地方銀行のカードからポイントを交換できます。
Gポイントの強みはまさにここにあると言ってもいいでしょう。
また、ドリームプライズなど、他のポイントサイトのポイントもGポイントに交換でき、Gポイントよりも還元率が高いところを選んで、そこでポイントを貯めてGポイントへ交換するのがおススメです。
◆Gポイントから交換
Gポイントは、Gポイントへ交換できるものが多いのが特徴ですが、Gポイントからメジャーなポイントへの交換先も大幅に増えました。
Tポイントやnanacoポイント、au WALLETポイントなどに加え、楽天銀行、ジャパンネット銀行へ現金にも交換できます。
ただし、それぞれ手数料が設定されていて、等価交換をうたってはいるもののロスが発生するのがマイナス。
手数料還元サービスの利用で手数料が戻ってくるとしていますが、必ずしもマッチするとは言えず、効率を考えると、交換先は限られます。
その中で、ドコモのdポイント、au WALLETポイント、ビットコインなどは手数料なし交換でき、こちらにポイントを集約している人には便利なサイトだと言えるでしょう。
◆Gポイントの評価
ポイントサイトとしては魅力が薄いが、ポイント交換サイトとしては魅力的。手数料のかからない、または手数料の低いサービスにマッチすれば、有効に使える。
◆Gポイント出口戦略
・ポイント集約
au WALLET ポイント、dポイントなど手数料がかからないポイント交換先もあります。
Gポイントを通して、これらのポイントに集約するための利用法はおススメです。
・電子マネー
Gポイントからnanaco、Suica ポイントなどに交換は可能ですが、手数料がかかります。
ビットコインへの交換は、今のところ手数料がかからないため、ポイントをビットコインに替えたいという方にはおススメです。
ただし、今後変更もあろうかと思われますので、注意が必要です。
◆Gポイントまとめ
ポイント獲得は、反映が遅かったり、それほど取り組むモチベーションが上がらないが、交換サイトとしては重要な位置を占めています。
ポイント交換サービスがメインの事業のように見えるため、交換に手数料がかかるのは致し方ない部分もありますが、ほかのポイント交換サイトでは扱っていないルートもあり、じっくり調べて有効に利用すべきでしょう。