3大共通ポイントを徹底活用!

3大共通ポイントとは?

日本の代表的なポイントとして思い浮かぶのが、共通ポイントの「Tポイント」、「Pontaポイント」ではないでしょうか。 これに、ネットで多大な勢力を持つ「楽天スーパーポイント」を加えた3つのポイントを3大共通ポイントということにしています。
また、2015年12月にスタートしたNTTドコモの「dポイント」も、共通ポイントとして展開を図ろうとしています。
店舗や、ネットストアなど独自で行なっているポイントシステムは数多く存在しますが、それぞれに貯めていくとポイントが分散し、管理も難しくなり、結局貯まったのかどうかさえ怪しくなることも少なくありません。
また、身の回りのものから趣味などに至るまで、現状のリアル店舗利用からネット利用へと、どんどんシフトしていくと思われます。
そんなことを考えれば、ポイント3強+1を軸にした、ポイント戦略が欠かせないと言えるでしょう。

Tポイントの特徴

もともとTSUTAYAで展開していたTポイントが勢力を広げ、いわば「共通ポイント」の草分け的存在です。
同業種につき1社提携し、マーケティングデータを提供していると考えられていました。
ところが、当局へ許諾なくデータを提出していたことが発覚し、現在ではその勢いが弱まっているように見えます。
Yahoo!ショッピングやヤフオクでの期間限定ポイントがPayPayで付与されることにもなり、少しずつTポイント経済圏が狭くなっていくのでしょうか?
とは言え、日本国内最大級の会員数を誇るTポイント。
ポイントの貯めやすさ、集約のしやすさ、使いやすさはまだまだ抜群です。

・Tポイントの評価

Pontaポイントの特徴

三菱商事とローソンが主な出資者となっているロイヤリティマーケティング株式会社が展開する共通ポイントサービスです。
もとはローソンポイントで、ローソンとその関連店舗でのみの展開でしたが、ローソンが三菱商事の傘下に入るとともに、Pontaポイントとして生まれ変わり、Tポイントと同様に共通ポイントとしてその勢力を広げています。
ローソンにはNTTドコモも出資しているとあって、今ではローソンでdポイントも貯まるようになっていますが、dポイントとも等価交換できるようになっていて、使いやすさが向上しています。
有力なショッピングモールとのつながりが薄いため、ショッピングにポイントを使いにくいという面はありますが、ポイント還元率が高いリクルートカード、ローソンの組み合わせはポイントが貯まりやすいサービスと言えるでしょう。

・Pontaポイントの評価

楽天スーパーポイントの特徴

ネットのショッピングモールではAmazonと並ぶ楽天市場を背景に、クレジットカードの楽天カード、銀行・証券、さらにはモバイルと、私たちの生活圏すべてをカバーしようかという勢いの中で、どのサービスを利用しても楽天ポイントが貯まる仕組みは強さを増していると言えるでしょう。
貯まったポイントは楽天証券で投資もできるとあって、実質現金化も可能。
貯まりやすさ、使い勝手の良さは折り紙付きです。
唯一、他の共通ポイントに遅れをとっているのがリアル店舗との提携ですが、こちらも大丸やポプラ、Joshinなど、少しずつ経済圏を広げています。

・楽天スーパーポイントの評価