高還元率クレジットカードが続々改悪

漢方スタイルカード、エクストリームカード、リーダーズカードなど、高還元で人気のあったカードが軒並み新規募集停止、還元率改悪となりました。

もともとJACCS系のカードは、これまでも改悪の実績が多々あったため、それほどびっくりするような出来事ではないと言えますが、高還元に見合うだけの利用者増に結びつかなかったのでしょうか。

それでは一つずつ見ていきましょう。

漢方スタイルカード

長らく高還元カードとして君臨してきましたが、1.75%から2015年に1.5%、そして2016年にボーナスポイント減少。
ついに2017年、新規募集停止となり、カードはリーダーズカードに切替られることになりました。
2018年3月以降、カード更新時にリーダーズカードに順次置き換わっていきます。

エクストリームカード

こちらもGポイント経由で最大1.5%を誇っていた高還元率カードでしたが、2017年5月に新規募集停止となりました。
エクストリームカードについても、2017年10月以降のカード更新時に、リーダーズカードへ切り替わっていきます。

リーダーズカード

漢方スタイルカードとエクストリームカードの受け皿となってしまったリーダーズカード。
そのためか、還元率は1.26%へ上昇するということになりました。
しかしながらその恩恵に預れるのは、現在保持している人、切替元のカードを保持している人に限られそうです。
原稿執筆時点では、まだ申し込み可能なようですが、こちらも新規募集停止の予定で、カード更新後の次の更新時あたりには、別のカードに切り替わることになるのかもしれません。

まとめ

JACCS系カードは、これまでも高還元をうたって会員を集めるにもかかわらず、成績が今ひとつだと改悪していくという傾向が見られました。
今回もそういったことになったというわけで、特に驚きはありません。
また上記理由で、高還元につられて申し込むということもありませんでした。

カード単体で1%以上の高還元を維持するのは、現在はなかなかに難しい状況にあると言えるでしょう。

そういった意味で、顧客囲い込みの目的で発行されているカード、たとえば楽天カードやYahoo! Japan カード、au WALLETクレジットカードやdカードなどは、1%から還元率が下がりにくいカードが今後もおススメとなりそうです。