Tポイントの現金化

多様な出口を持つ共通ポイント「Tポイント」

Yahoo!ポイントと統合されたことにより、ポイントの使いみちに困ることがなくなったTポイント。
そのTポイントの現金化について考えてみよう。

・銀行口座利用

TポイントはYahoo!ポイントと連携する機能があり、Yahoo!IDとT-IDを連携させれば、Yahoo!ショッピングで、Tポイントを使えるようになります。
Yahoo!ポイントと統一化されたため、Tポイントは公式に現金化ルートを持つことになりました。
ただし、手数料は15%と割高で、しかもジャパンネット銀行に限られます。 

・金券経由の換金
ヤフオクで商品券などを購入する場合、かんたん決済支払手数料がかかっていたが、2016年1月15日から、特定のカテゴリーを除いて手数料無料となった。
Yahoo!ショッピングでは、商品券や図書カードなどポイントで購入可能ですが、それを見越してかやや割高となっていることに加え、送料などを考慮すると、さほど換金率は上がりません。 
ロスを少なくするためには、換金性の高いものをかんたん決済でポイント利用するのが効率が良いと考えられます。 

・電子マネーへ交換
Tポイントは、Suicaと等価で交換(チャージ)できますが、カードは、Yahoo!Japan Suica カードに限られます。
このカードはすでに新規募集停止となっており、今後は使えなくなる可能性があります。
また、チャージには、ビューアルッテに出向く必要があり、JR東日本管内に限られます。 

一手間かかるため、面倒でないという方向けです。

【結論】
ポイントでQUOカードなど汎用性の高いものヤフオクで購入、かんたん決済で支払いし、手元の現金もって現金化したという考えもありかと思います。

楽天スーパーポイントの現金化

楽天スーパーポイントの現金化まとめ

今やTポイントと並ぶ共通ポイント「楽天スーパーポイント」。
様々なサービスを展開する楽天グループで使えるなど、使いみちに困ることはないはないと思います。
モノやサービスに対して支払いを行うという決済面で、現金化をする必要はなくなっていると言ってよいでしょう。
しかしながら、貯まったポイントを現金化して、価値保存をしたいという場合を考えてみました。

◆楽天スーパーポイントの注意点

楽天スーパーポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントがあります。
通常ポイントは楽天edyへの交換や、ANAマイルへの交換が可能ですが、期間限定ポイントは楽天市場ほか楽天のサービスでのみ使用可能です。

また、楽天市場ほかサービスで、1回の購入時に使える上限は30,000ポイント、楽天ポイントカード加盟店では、最高5,000ポイントまでとなっています。
さらに、1ヶ月に利用できるポイントは、「ポイント利用可能サービス」での利用額を合算して、ダイヤモンドランクの会員様は500,000ポイントまで、それ以外のランクの会員様は100,000ポイントまでとなっています。

◆楽天Edyへ交換

楽天スーパーポイントは、期間限定ポイントでなければ、楽天Edyと交換できるようになりました。
現金ではありませんが、現金に近いところまでは交換できるということになります。
楽天Edyと交換し、手元の現金をもって現金化した、とする考え方もできるでしょう。

◆換金性の高いものを購入

現金化にこだわれば、やはり楽天スーパーポイントを現金化するルートは公式にはなく、なんらかのモノをポイントで購入して、それを換金する、という作業となります。
具体的には、楽天スーパーオークションで「図書カード」などを購入。それをオークションで売るなり、チケット買取サービスを利用するといった流れになるかと思います。

また、楽天市場内のショップにカード屋さん2というところがあり、こちらで安定的に購入できるようです。
ただ、ポイント購入を想定しているためか、やや割高なこと、また送料を考慮する必要があり、ある程度まとまった方がいいかもしれません。

◆楽天キャッシュを利用

楽天スーパーポイントは、楽天キャッシュに等価で交換できます。
この楽天キャッシュは、楽天銀行に口座を持っていれば、10%の手数料(手数料に消費税が別途かかる)で換金することができるようになっています。
10%少々のロスがありますが、比較的、手軽に現金化できるようになったと言えます。

ちなみにTポイントも現金化可能ですが、ジャパンネット銀行で現金化する場合、15%の手数料がかかるので、Tポイントよりも効率がいいと言えるでしょう。

◆楽天スーパーポイント現金化まとめ

いかがでしたでしょうか?
楽天スーパーポイントは、ポイントのまま利用するのが最も効率が良いと言えます。
期間限定ポイントはちまちまと使いながら、通常ポイントはポイント貯蓄に励むのも良いかもしれません。
現金化するにしても、楽天キャッシュ経由が、手間もかからず効率が良いと言えます。

 

NTTドコモ

いわずと知れた国内最王手の携帯キャリア。
au、ソフトバンクに押され気味ではありますが、保守的な層から圧倒的な指示を受け、そのポジションは変わりありません。
そんなNTTドコモから、「dポイント」が登場。
異業種連携をとっていく方向に舵が切られました。

NTTドコモのおさえておくべきポイント
◆dポイントクラブ
NTTドコモが2015年12月にリニューアルしたポイントサービス。
共通ポイント化し、ローソンやマクドナルド、JTBなどと提携。今後も提携先を増やしていく。
NTTドコモが展開しているdショッピングその他コンテンツ販売でも、ポイントの獲得、利用が可能。
dポイントの評価はこちらから

◆dカード
DCMXから生まれ変わりdカードが登場。
標準カードとゴールドカードがあり、標準カードなら年に一度の利用で年会費無料となる。
ポストペイiDの機能もあり、日常利用には便利。
電子マネーのチャージでポイントが加算されないので、注意が必要。
dカードの評価はこちらから

【コメント】

NTTドコモを愛用しているなら、dカードを持つべきと言いたいところだが、
・1%の還元率
・電子マネーチャージでポイントがつかない
・交換先がJALマイルとPontaポイントのみと、使いみちが限られる
・携帯料金の支払いで還元率が上がらず、他の1%還元カードと比べてメリットがない
となっており、まだ積極的に利用をおススメできる状況ではない。
iDへのキャッシュバック、ドコモのサービスでの利用、機種変の足し、提携店での利用など、まだまだポイント利用が限定される。
 

今後の展開に期待。

 

au

ソフトバンクと2番手を争う携帯キャリア。
auひかり、じぶん銀行、保険、クレジットカード、ポイントサービスなど、戦略的にユーザー囲い込みを行っている。

auのおさえておくべきポイント
◆WALLETポイント
au ポイントからリニューアル。
楽天Edyでポイントでも選択できるなど、比較的他社ポイントからWALLETポイントへ集約しやすい特徴を持つ。
WALLETポイントの評価はこちらから

◆au WALLET カード
プリペイド式のクレジットカード。チャージする場合、クレジットカードを選べば、チャージ+利用(200円で1ポイント)で二重取り可能。
電子マネーよりも多くの店舗やサービスで利用できるが、店舗によってはサインが必要になったりと、取り回しでは電子マネーに劣る部分もある。
au WALLETカードの評価はこちらから

◆au WALLET クレジットカード
200円で2ポイントWALLETポイントが貯まる。
海外旅行あんしん保険、お買い物あんしん保険など、付帯サービスも充実。
au WALLETクレジットカードの評価はこちらから

◆ au でんき
2016年4月からの電力自由化に伴い、auも参入。
au スマホユーザーにはauでんきセット割で、WALLETポイントで最大5%の還元があるなど、囲い込み戦略に積極的だ。
au でんき

【コメント】

auユーザーであれば、キャンペーンなどのキャッシュバンクに au WALLETカードが必要になるなど、持たざるを得なくなることもある。
au WALLET クレジットカードは、au WALLETカードへのチャージで還元率が0.5%に落ちるなど、特に目立った優位点はない。
使いみちもポイント移行先がほぼないため、au のサービスに限られる。
ただ、WALLETポイントは、他からポイントを集約しやすくなっており、機種変の足しにするなどの目的であれば、ポイント集約先としては悪くない。

 

 

Yahoo!ショッピング・ヤフオク利用のポイント的まとめ

今や日本最大の店舗数を誇る。
出展料無料を打ち出してから、Yahoo!ショッピングの出店数は今や楽天市場の数倍となった。
関連サービスも加えると、ほとんどのことがYahoo!で完結できる。
比較的規模の大きいショップは、楽天市場、Yahoo!ショッピング、amazon の3大モールすべて出店している場合がある。
ポイント集約先のモールを選んで、効率良くポイントを貯めていきたい。

【特徴】
・Yahoo! Japan カードを使えば、LOHACOを含めてポイント3倍。
・アプリならいつでも誰でも、ポイント3倍(期限未定)
・Yahoo! プレミアム会員(税別月額380円)は、いつでもポイント5倍
・5のつく日は、ポイント5倍(要エントリー)

【コメント】
ポイントキャンペーンを頻繁に行っているため、5のつく日などを利用して、効率よくポイントを貯めたい。
期間限定ポイントも多いが、Yahoo!toto を購入するなど、無駄にならないように消費するのがポイント。
ポイントサイト、ポイントモール経由でもポイントが二重取りできるが、今はアプリから購入した方が還元率的にはおトク。
ヤフオクは従来通り、ポイントサイト経由で入札したい。
 

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