楽天スーパーポイントで投信が買える!

楽天証券では、2017年5月から100円から投資できるサービスを開始していましたが、同時にポイントで投資信託が買えるサービス提供をアナウンスしていました。

そして2017年8月下旬、いよいよポイントでの投資が可能になりました。

【概要】
楽天で貯まった楽天スーパーポイントを楽天証券が買い取り、投資信託の買い付け代金に充当するというものです。
ただし、利用上限額が設定されており、30,000ポイント/1注文、100,000ポイント/月となっています。楽天証券ポイントについては、利用上限はないとのことです。

買い付けの際は、100ポイント以上1ポイント単位となっていて、少額ではありますが、ポイントが投資資金になるというわけです。

もちろん楽天証券に口座を持っていないとこのサービスも利用できませんので、まだの方はまず、口座を開設しましょう。

ただし、期間限定ポイントや、他のポイントから交換したポイントは使えないようですので、楽天スーパーポイントに集約するより、楽天スーパーポイントを直接貯めるようにしたいところです。

楽天証券の詳細ページへ

【攻略法】
いくらポイントで投資が可能とはいえ、やはりある程度まとまったポイント数にしておく必要があるでしょう。
入り口戦略にもある生活固定費をまず、すべて楽天カード払いにするなどすれば、月に500ポイント程度は可能なのではないかと思います。

月に500ポイントであれば、年6,000ポイント分の投資信託が買えることになります。10年で6万円。
もともと少額投資であるため、投信は買い付け手数料、管理手数料が少ないものを選びましょう。
そして、分配金があるならそれを再投資する設定にし、少額でも雪だるま式に増えるようにしておけば、ある日、まとまった金額になると思います。

投資信託であれば、換金も容易ですしね。

ちなみに管理人は、金(ゴールド)の投資信託に照準を合わせています。
分配金はありませんが、金は瞬発力がありますので。期待しています。

楽天カードの取得がまだの方は、まず手に入れておきましょう。

 

高還元率クレジットカードが続々改悪

漢方スタイルカード、エクストリームカード、リーダーズカードなど、高還元で人気のあったカードが軒並み新規募集停止、還元率改悪となりました。

もともとJACCS系のカードは、これまでも改悪の実績が多々あったため、それほどびっくりするような出来事ではないと言えますが、高還元に見合うだけの利用者増に結びつかなかったのでしょうか。

それでは一つずつ見ていきましょう。

漢方スタイルカード

長らく高還元カードとして君臨してきましたが、1.75%から2015年に1.5%、そして2016年にボーナスポイント減少。
ついに2017年、新規募集停止となり、カードはリーダーズカードに切替られることになりました。
2018年3月以降、カード更新時にリーダーズカードに順次置き換わっていきます。

エクストリームカード

こちらもGポイント経由で最大1.5%を誇っていた高還元率カードでしたが、2017年5月に新規募集停止となりました。
エクストリームカードについても、2017年10月以降のカード更新時に、リーダーズカードへ切り替わっていきます。

リーダーズカード

漢方スタイルカードとエクストリームカードの受け皿となってしまったリーダーズカード。
そのためか、還元率は1.26%へ上昇するということになりました。
しかしながらその恩恵に預れるのは、現在保持している人、切替元のカードを保持している人に限られそうです。
原稿執筆時点では、まだ申し込み可能なようですが、こちらも新規募集停止の予定で、カード更新後の次の更新時あたりには、別のカードに切り替わることになるのかもしれません。

まとめ

JACCS系カードは、これまでも高還元をうたって会員を集めるにもかかわらず、成績が今ひとつだと改悪していくという傾向が見られました。
今回もそういったことになったというわけで、特に驚きはありません。
また上記理由で、高還元につられて申し込むということもありませんでした。

カード単体で1%以上の高還元を維持するのは、現在はなかなかに難しい状況にあると言えるでしょう。

そういった意味で、顧客囲い込みの目的で発行されているカード、たとえば楽天カードやYahoo! Japan カード、au WALLETクレジットカードやdカードなどは、1%から還元率が下がりにくいカードが今後もおススメとなりそうです。

 

げん玉でもポイントで投資が可能に

少額投資にリアルワールドも参入!

先日、楽天スーパーポイントで投信が買えるようになったと記事にしましたが、げん玉、正確にはPointExchange のポイントで投資ができるようになるようです。

ポイントで投資の概要

げん玉、PointExchange は株式会社リアルワールドが運営していますが、TORANOKOTEC株式会社が運営する、おつりで投資サービス「トラノコ」にて、リアルワールドのポイント(PointaExchange経由)をトラノコのサービス内で現金化し、投資ができるようになるというものです。

どんなものに投資が可能?

トラノコでは、リスクに応じた3つのファンドを組成していて、安定重視の「小トラ」、バランス型の「中トラ」、リターン重視の「大トラ」から選んで投資できます。
投資先は米国、新興国、日本などの債権、株式などさまざまなETFからなり、その割合に応じて、小トラ、中トラ、大トラに分類されています。

トラノコとは?

トラノコは、支払ったお釣りで投資しようというもので、お釣りの設定を10円単位、100円単位などと設定し、それを積み立て、月に1回積み立てた金額を銀行から引き落とし、投資に回すというしくみです。
そのお釣りを捕捉するためには、トラノコや提携家計簿アプリ(マネーフォワードなど)に登録されているクレジットカードや電子マネーで支払う必要があります。
もともとこうしたしくみの上に、ポイントをトラノコ内で現金化し、それも投資にまわすということになります。

ポイントで投資家に

楽天スーパーポイントも、楽天証券で投資信託が買えるようになっていますが、例えばげん玉経由で楽天市場でショッピングを行えば、げん玉のポイント、楽天スーパーポイントともに投資に回すことができ、ポイントの使い道が広がることになりますね。

ポイントで投資をするには、まずげん玉に無料登録しましょう!

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ポイント獲得の基本オペレーション

コンビニでポイントカードをピッとするとポイントが貯まります。
例えばローソンでは、Pontaカードあるいはdカードを提示すれば、レジでスキャンしポイントが加算されるようになっています。

このようなシーンだけではなく、日々の生活の中で、ポイントを貯めるチャンスは飛躍的に増えています。
ちょっとした一手間を習慣づけて、ポイントがザクザクたまる仕組みを作りましょう!

ポイント3重取りとは?

よくネットでポイント3重取りという言葉が見られます。これはどういうことかというと、
例えば、ローソンの支払いを楽天Edyで行うとしましょう。
楽天Edyのチャージで、クレジットカードのポイントが得られます。
楽天Edyの支払いで、あらかじめ設定したポイントが貯まります。
そしてレジで提示したPonta カードでポイントが貯まります。

このように、一つの購買行動、サービス利用時に、あらゆるポイント獲得技を使用すれば、ポイント3重取りが可能になるという訳です。

ポイント3重取りバリエーション

1.コンビニ支払い
さきほどの例のように、コンビニ支払いでポイント3重取りが可能です。
3重取りでなくても、クレジットカードの還元率が高ければ、ポイントカード提示+クレジットカード払いの2重取りでも、ポイントが多く貯まる場合もあります。

2.ネットショップ
ネットでショッピングをする場合は、ポイントサイトポイントモールを経由します。
まずポイントサイトやポイントモールで扱っているか確認し、ネットショップで商品を選んでおきます。
そしてポイントサイトあるいはポイントモールで、そのネットショップのバナーあるいはボタンをクリックして、目的の商品を購入し、クレジットカードで決済します。
こうすることによって、ポイントサイトあるいはポイントモールのポイント、ネットショップのポイント、クレジットカードのポイントとポイントの3重取りができるという訳です。

3.予約などのサービス
例えばニッポンレンタカー。
ポイントサイトを経由して、まずポイントサイトのポイント。
そしてニッポンレンタカーにTカードを提示してニッポンレンタカーが付与するTポイント。
最後に、決済にクレジットカードを使ってポイントをゲット。
こうしたサービスでもポイント3重取りが可能という訳ですね。

ポイント獲得まとめ

まず購買行動やサービス利用を行う前に、ポイントサイトなどのチェック、お店のポイント制度を確認しておきましょう。
お店にポイント制度がなくても、そのお店で買うと安いなどの理由があれば、あえてポイントが得られるお店を選ぶ理由はありません。
ポイントが貯まっても、それ以上にコストがかかるのは本末転倒です。
最終的に決済はクレジットカードで行います。
電子マネーは決済ではクレジットカードに劣る場合が多ですし、ネットショッピングでの決済にはやや手間がかかります。
Yahoo!マネーなどのネット決済システムを利用しても、結局はYahoo!ウォレットなど、クレジットカードに紐付いたものの方が還元率は高くなります。

常に3重取り以上を目指して、ショッピングを楽しみましょう!

2018年春のポイント還元改悪まとめ

2018年春のクレジットカード、ポイント還元率などの改悪状況

2018年春としましたが、2018年に入って、ポイント付与率の改悪のニュースが相次ぎました。
2018年度が始まったばかりの今、まとめてみます。

Yahoo! Japan カード

ヤフージャパンカードは、Tポイントを効率良く貯めることができるカードです。
ヤフーショッピングなどでポイントキャンペーンを頻繁に実施しており、日本一Tポイントが貯まりやすいカードと言えるでしょう。
そんなヤフー・ジャパンカードに、ポイント付与率改悪のニュースがありました。
3月からJCBブランドのヤフー・ジャパンカードでの「nanacoクレジットチャージ」に、これまで付与されていたクレジットポイントが変更となりました。

【変更前】100円につき通常ポイント1ポイント進呈

【変更後】200円につき通常ポイント1ポイント進呈

ヤフー・ジャパンカードのJCBブランドは、nanacoチャージでポイントが付与されるため人気があったと考えられますが、還元率が半減。
今後も、限度額が設定されるなど、少しづつ締め付けが強くなるような気がします。
ただ今回、MASTER、VISAブランドについては、これまで付与されなかったものが、JCBブランドと同様に付与されることになり、こちらは改善、となったと言えるかもしれません。

LINE Pay カード

今や日本最大のメッセージングサービスと言える「LINE」。
そのユーザー数を背景に、さまざまなサービスを打ち出してきたLINE株式会社。
中でもプリペイド式のカード、LINE Pay カードは、還元率2%を打ち出し、注目を集めていました。
そのLINE Pay カードが突如、2018年5月をもって、2%還元を終了すると発表したのです。

LINEが発表した理由では、カードではなくスマホでの決済が今後主流となり、LINEもスマホのみで決済可能なコード支払いに移行する予定で、そこでは「LINE Pay」サービス全体の利用に対して、LINEポイントを最大2%付与するとしています。

おそらく楽天PayのようなQRコード決済が用意されるのではないかと思われますが、2%還元で利用者を増やし、その後還元率を下げていくような動きになるような気もします。
とにかく、プリペイド式のLINE Payカードは、5月いっぱいで2%還元が終了します。
計画性をもって6月を迎えたいですね。

リクルートカード

年会費無料で最大還元率1.2%を誇っているリクルートカード。
このカードの売りは、電子マネーチャージでもポイントが付与されることでした。
入会案内のページなどには、大々的に記載されていましたよね。

そのリクルートカードでの電子マネーのクレジットチャージ時に限度額が設定されることになってしまいました。
今ではリクルートカードの入会案内に、電子マネーの記述はまったくないようです。
その限度額は、2018年4月16日から、30,000円までがポイント対象となり、30,001円以上は、ポイント付与対象外になるということです。

30,000円は微妙な数字で、少し足りないという方もいらっしゃるかもしれませんね。
この限度額設定も、そのうち引き下げられたり、あるいは電子マネーチャージはポイント付与対象外になるなど、今後も変更がありそうな気がします。
何より、リクルートカードの1.2%還元は、発行元からすれば厳しい還元率のような気がしますし、このカードを主軸にしたリクルートグループの「ポンパレ」「ポンパレモール」「じゃらん」などのサービスの苦戦が続くと、リクルートカードの存続も危うくなってくるような気がします。

高還元サービスの今後

いかがでしょうか?
これまでも高還元をうたって会員を集め、改悪や廃止になったクレジットカードは数多く存在します。
安定的に高還元を維持するためには、1.0%還元あたりが限界のようにみえます。
今後も、高還元のクレジットカードやサービスは出てくると思いますが、いつまでも続くと思わず、ある程度の期間、利用しつくすというスタンスで利用するのが、賢い使い方と言えるかもしれませんね。

 

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